「オズの魔法使い」は、幼少の頃から大好きなミュージカル映画!
ジュディ・ガーランドのバラ色のホホがみずみずしい…!
お気に入りのシーンは数知れず、言及したいことだらけですが…
特に好きなのはオズに迷い込んで鮮やか総天然色になるシーン。
チチチ・・・とか鳥の声なんかもしてきちゃって「一体ここはどこ?」とキラキラ振りまいて
困惑するドロシーがものすごーーく羨ましかった!ので、その様子を真似する
「一体ここはどこ?」遊びが幼児期のマイブームだった。
小さい頃に聞いた歌や映像などで、いつまでも突き刺さるのは「恐怖感」だと
よく言うもんですが、マンチキンたちの衣装と突拍子もなく甲高い声は
どうみてもファニーなものなのに、だけど表情が妙に淡々としている…という、
そのギャップがなんだか空恐ろしかったなあ。
あとあと、気さくでフラフラ危なっかしいけどイザとなれば情熱と男気あふれる
カカシさんがとっても魅力的で、彼の活躍シーンは食い入るように見つめてました。
すわ!なんだか凄みのあるビックリ顔・・・はい、彼はキコリさんです。
脳みそを求むカカシ、心が欲しいキコリ、勇気を手に入れたい臆病ライオン。
劇中、それぞれに「もしも・・・があったなら」という、バージョン違いのキャラクター
ソングがある。その中でもカカシバージョンはうきうきと踊りだしたくなるナンバーで
大好きだったんだけど、成人後に改めて歌詞を解読しながらじっくり聞き返したら
一番響いたのはキコリさんの「もしも心があったなら」。
もっと人間らしくなりたいキコリさん。もしも彼に心があったなら?
センチメンタルを味わって、愛や芸術を嗜んだり、小鳥や天使と戯れたいキコリさん!
"Just to register emotion, jealousy - devotion, And really feel the part.
I could stay young and chipper and I'd lock it with a zipper,
If I only had a heart."
『情熱を燃やし嫉妬に身を捧げ 深い悲しみに裂かれてみたい
いつまでも若く元気いっぱいでいられるのに 胸の奥に大事にしまっておくのに
もしも心があったなら・・・』
そんなにもロマンに思いを馳せて焦がれているのに!
尚も心が欲しいと申すかキコリよー(;_;) などと思えて染みるのですなあ・・・
はい、ここでyoutube!黄色いレンガの道を辿りだす場面。
始めは不安げにおずおずと、段々その気になってステップを踏み始め、
最後はマンチキンの声援を背にうけて堂々と走り出す!
いいね~テンションあがっちゃう。
ドロシーの足の動き、軽やかに見えるのにやってみると意外と難しいのよね。
このシーンは25になった今でも機会があれば(?)友達とふざけて真似する。笑
けれどこのステップ、いまだマスターできてないんだなー。