うちなあ椎名です。
沖縄で受けたボイトレが本当に素晴らしかったので報告します。
先生は、出演させて頂いたラジオのパーソナリティでもある
オペラ歌手の田村邦子さん。 沖縄で生まれた彼女は、
ブルガリア国立ソフィア音楽学院オペラ科を卒業されていて、
ヨーロッパで20年以上活躍されていたそう。
そんな彼女のボイトレ法は意外なことに格式ばった方法ではなく
超シンプルで、ボイスヒーリングという魂に語りかけるやつ。
彼女のお宅にお邪魔して、私・寺本くん・田村さんがそれぞれ
居間の絨毯に腰掛け、目をつむって瞑想し、リラックス。
そのあと邦子さんの案内に従ってただひたすらに声を出していく。
高い声でも低い声でもオカシナ声でも何でもいいから一人ずつ
声をだして、そこにまた一人、もう一人、と3人の声を合わせて行く。
そうすると、自然と3種類の声が1つの大きなうねりを持って
調和して超音波みたいなのがビィィィィ~~~~~ンと生まれて、
それに引っ張られてどんどん声が出てきてた。
それが凄い気持ちよくて、どんどんトランス状態に入って行って
グラグラ海の底を泳いだり空を飛んだりしていた。
ハイいいですよと終了の合図があったとき、10分くらいやってたかな
と思ったのに実際は40分もたってた。ありゃあすごい体験だった。
その後ずっと手足の先に電気が走ってびりびりしてた。
これを毎回の練習に組み込んだら、二人の声の波長がもっともっと
1つに合わさって、深いところまで調和するようになりますよ、
とのこと。ハーモニー重視の我らなので、これまじで毎回やろう!
と心に決めました。
あと、お腹から「本当の声」を出す訓練もちょこっとしたんだけど
遠くにいる友達にこちらを気づかせるために大声で呼び掛ける時の声が
一番響く声なんだそう。いわゆる、人体が楽器状態になるっていう。
なので、「おぉぉーーーーい、あっちゃぁぁぁーーーーーん!!」
っていうセリフで声を出した。 ら、本当に今までと違うビビビ音。
これをもっともっと幅広い音程で出せるよう、練習してます。
そして、カラオケ上がりのシンガーはそろそろ卒業します!
頼むぜあっちゃーーーん!!
どちらも今後ずっと続けて行きたいくらい説得力のある、
そして 超シンプルな練習で、本当に本当に沖縄まで行った甲斐が
あったと心底思った。
明日のライブにどれだけ反映させられるかわかんないけど、
今日一日猛おさらい特訓して、明日に臨みます。
あっちゃぁぁぁーーーーーーーーーーーーん!!