現在、経堂のアンティークスタジオみのるにて開催中の、
小・中学校の同級生tutojiくんの個展に行ってきました。
っていうかめちゃ近所なので、もうすでに3回通ってみた~
まだあと2日あるんだけど、またいくなあきっと
線が潔く正しいかんじが実に小気味よく、ポップでかわいいtutoji works☆
ほんと友に素晴らしいことしてる人がいると触発されて考えさせられてアガる!
外部的刺激って不可欠だわ~、と ありがたくすらあった
内なる動力でエンジン回さなきゃいけないのはもちろんのことだけど、
自分だけではできないことや生み出せないこと、届かない考えや気持ちがあるよ
初日のパーティ、久々に人前でうたぽすとしてみたら2人してめちゃ緊張してもた!
やっぱりレコーディング中とは言え地下に潜ってちゃだめですなあ~!
とはいえ、色々温める時間ができたのは良かったと思うけども
その時間をこれから次回ライブにむけてじっくり形にしていくのだー
寺本くんが「歌を歌うのが楽しくなってきた」と言った
わたしも最近思うところはまさにそこだったので、ヤッターと思った
やってる本人たちが心から楽しくなきゃなんのはなしにもなんないのだー!
ということでですね、
7月1日のライブは新生うたぽすとのスタートにふさわしいものにするよー
そこのあなた、おいでませねー是非
tutojiくんちはここ
すかさず寺本です。
ボブ・ディランを観た!!
もう、ディランが来日公演するっていうことは、祭りなのだ。
流行りの所謂フェスという意味じゃなくて、
その地域に古くから伝わる神聖なお祭りの感じ。
場所はまさかのZepp Tokyo。
僕が行ったのは23日だけだけど、3月11日の大阪公演から29日の東京公演まで、
ほぼ休みなしの全14公演。68歳にして、なんてストイックなんだろう。
初めて生で観たディランは、まだまだ青春まっただ中だった!
編成は本人含め6人のロックバンド。
今回の日本ツアーをすべてスタンディングのライブハウスにしたのは
ディラン本人の希望らしいけど、バンドの音を聴いてものすごく納得。
ディランは近年のライブではキーボードをメインに演奏しているらしい。
この日は1曲だけエレキギターを弾いていた。
調子が悪かっただけかもしれないけど、いまはギターが上手いとは思わなかった。
そのかわり改めて発見したのは、
ディランは素晴らしいキーボーディストでもあるということ。
体をかがめながら、魂を込めるように弾く姿がかっこいい。
手持ち無沙汰だから楽器を持ってるのかと思うくらい、
メインボーカリストの楽器の音量が小さいのはよくあることだが、
ディランの場合はやたらデカくて、しっかり聞こえる。かなり上手い。
しかも、そのキーボードのフレーズを土台にして、
バンドがインプロビゼーション(即興)に発展するパターンが何度もあり、
本人もそれを心底楽しんでいた。
複数人で演奏するときのインプロビゼーションのおもしろさ、楽しさ。
結局それに尽きるんじゃないかと思わせられるほど。
バンドの肝はそこにあるような気がする。
これは音楽に限らず、演劇、ダンス、お笑いなどにおいても言えることかもしれない。
また、ディランはその日によってセットリストをガラリと変えるため、毎晩やる曲が違う。
今回のツアーでもレパートリーは50曲を優に超すらしい。
なにより素晴らしいのは、過去の曲のアレンジを大幅に変え、
”今”のやり方で演奏していること。
過去のものを潔く捨てる姿勢が、いかに大切かということだ。
なにより、新しいアルバムが良いものね。
ディランは音楽に挑み続けていた。青春まっただ中と書いたのはそういうことだ。
曲目に関してはいろいろあるが、なにしろ初めて観たので、
結局「Like a rolling stone」だった。
何を隠そう、僕が黒×白のテレキャスターを買ったのは、
フィルムで観たこの曲を歌うディランが美しすぎるからだった。
美しいなあー。何度観てもいい。
さらに長くなってしまうのでこのへんで。
shiinaです!!
ええ、レコーディングに精を出しております。
寒い冬が終わり、やっとちぢこまらずにリラックス録音できると思ったら
花粉の季節になってしまったぞ…クッシューンズルズル
負けないぞーー今月中には歌録るぞー!!!
あと最近新曲がどんどんできていますぞ。
新曲ができるのは本当に嬉しいし楽しいーー!
新曲作ってると気が一番充実を感じる瞬間かもしれません。
はやく次のライブでどーんと放出したいー
最近ウクレレ・アコーディオンにも輪をかけて精を出しています。
ウクレレ練習曲のうちのひとつ、mamas&papasのWords of Love。
ままぱぱの中で一番好き。ママキャスのパワフルで哀愁こもった伸びやかな声が、
他のどの曲よりも魅力的に響く曲だー。こんな風に歌いたいー
あったかくなって花粉もどこかへ飛んでったら、きまぐれウクレレ路上だーー
寺本です。椎名は歌録りに励んでおります。
Vashti Bunyanの来日公演を観に、またまたビルボード東京へ。
先月ここでコリン・ブランストーンを観たばかりだけど、
やはりここは何だか落ち着かない。
とはいえライブは本当に素晴らしかった!!
変わらぬ美しい声。バックのメンバーも良かった。
編成はバニヤンさん含め4人で、
基本はアコギ2本とヴァイオリンとピアノだったけど、
ヴァイオリンとピアノの2人は曲によって
フルート、鉄琴、カリンバ、リコーダー、手風琴などを演奏していた。
(その内のひとり、Jo Mangoさんが1曲だけ演奏していた、
アコーデイオンのボタンのようなものがたくさんついた
板状の楽器についてご存じの方がいらしたら教えてください。)
これは、今のうたぽすとにとってまさに理想的な編成。羨ましい。
余計なことを言えば、コリンさんもこんな編成で観たかった。
Vashti Bunyanは70年代に『Just Another Diamond Day』というアルバムを
1枚だけ残し、音楽業界から離れて、3人の子供を育てあげた。
近年になって再評価の熱が高まって2005年に活動を再開した。
ライブのMCでも子供たちの話題が何度か出てきて、
子供たちへの愛情がよく伝わってきた。
素敵な生き方だと思う。
男性は年齢を重ねるたび魅力が増すが女性には期限がある、
みたいなことを言う人がいるが、それは違う。
結局、どう生きているか、ということだ。
帰り際にキリンジのお兄さんを見かけた。お好きなんですね。
寺本です。
行かないことにしていたコリン・ブランストーン(ゾンビーズ)の来日公演。
しかし当日になってやっぱり行きたくなった。
何か新しいものを求めるというより、ただ彼のうたが聴きたい。
初めて東京ミッドタウンにあるビルボード東京へ。900円のハイネケンを飲む。
勝手にアコースティックセットかと思っていたら、5人編成のロックバンドだった。
ギタリストはソロで速弾きをしていた。バンドに対しては正直ぴんとこなかった。
コリンさんがあの音を求めているとは思いたくないし、
ファンもライトハンド奏法(死語)など求めていないはず。
なんなんだ。
肝心のコリンさんのうたは素晴らしかった。上手。なおかつ驚くほど高音が出る。
ゾンビーズの「She's Not There」
なんとこの曲のサビも(おそらく)原曲のキーのまま地声で歌っていた。
プロフェッショナル。
ただ、バンドの大きな音に埋もれないようになのか、コリンさんは割と声をはっていた。
彼のささやくようなうたが好きだ。
「Caroline Goodbye」、素晴らしかった。いっそ弦のカルテット編成なんかどうですか。
うたぽすとの今後のライブの編成について考えている。この話はまた別の日に。