しいなです
先日、シンガーソングライターあだち麗三郎さんのワークショップに行きました。
それは、演奏しやすい体の使い方を学ぶというもの。
今まであだちさん自身が学んできた、ヨガやヒーリングや、そういったものから得た
色々な知識やコツを伝授されてきました。
かねてから、素晴らしい歌を歌えるようになるには、ヨガとかヒーリングとか座禅とか
そういうものも役に立つんじゃないかと思ってて、
あれこれかじったり調べたり、自己流であやしげなこと試したりしてたけど、
それは精神的な意味で、気持ちイイことしたら歌にもイイ影響あるのではないかと
根拠なくスピリチュアル的な感覚を磨こうと思っていたからでした
なので、反面、この考えは技術面に直接訴えるアプローチではない
ってことも多少自覚もしていて
しかしあだちさんのワークショップでは、
骨や筋肉のつくりにのっとったポジションや重心の取り方を知ることによって
身体がリラックスできて、結果、歌にしろ楽器の演奏にしろ、より自由になれて
よいパフォーマンスができるようになる という考えだったのね
たとえば
指の骨を辿ると、そもそもあそこから伸びているから、
指先や手のひらだけじゃなくて、基盤となる指の根っこから動かすよう意識する
とか、ほんとちょっと身体の仕組みを知るだけで、感覚が大きく変わる不思議！
確かに言われた通り意識すると指先が自由になってる
その「自由」を感じるのは、きっと身体の根本に集中を持っていくことによって
普段意識がいきすぎて固くなりがちな末端の緊張が自然に緩む
みたいな現象だと思うんだけど、
ステージではいつも多少なりとも普段の自分よりも
喉なり体なりに緊張があって、ロックが入る
それを、 緊張するな 緊張するな！ と思って言い聞かせても
それで緊張することを完全に止めることは容易にできなくて、
でも逆に ここをこうしよう とか、ここを開こう とか、
別の部分へ意識を持つことによって 能動的にロックが自然と解除できる
という現象に目から鱗落ちまくりでした！！
身体の理にかなっているという自覚による安定感・安心感も生まれ
今まで曖昧に追求していたものに答えが出たみたいで非常に嬉しくスッキリ
一番すごいやつは、目の力を抜く というもの
頭の中の面積がポワっと広がったような感じになるんだけど
鼻の根～後頭部あたりが、非常にシアワセな小宇宙的セミトリップ感覚になり
そんで不思議と声が出るんだよね
たまに自主練中 突然眠くなっちゃうんですが、
いったん寝ちゃうと喉が閉まってしまうので、起きてすぐは歌えない
しかし、こないだ眠くなったとき、横になって目の力抜いて数分トリップしたら
短時間で疲れも睡魔も憑き物が落ちるようにスルッととれて
そのうえ声が超よくでて こりゃーすばらしい！
世の中の受験生たちにも教えてあげたい・・・
まあそんなわけで、
以来、バスの中とかパソコン使ってる途中とか、
日常のふとした場面で目力抜きトリップに興じる自分がいます
じぶん脳内で軽くトリップできちゃう ということ自体、楽しくて面白い ほほほ
あだちさんのワークショップ、11月にもまたあるそうですー
サイト： あだち麗三郎 Official Web Site.○☆* +゜:。*゜+
ブログ： ☆ﾟ+.風のうたが聴こえるかい？ﾟ+.☆
