椎名です。
思春期はコレクト欲が強く、CDに漫画など集めまくっていましたが
たびたび引っ越しを経験していくと「余計なものは持ちたくない」という
スナフキン思想になり、自然と購買欲・物欲は廃れていきました。
が、しかし最近、抗いがたいコレクト魂が新たに持ち上がりつつあります・・・
コレクトする対象はなにかというと、 置物・人形・ぬいぐるみ の類。
徐々に数が増えてきたので、部屋に祭壇を設けてみたらば、さらに増える一方。
そんな愛しき我が子たち、この場を借りて紹介させてもらいます。
まず、私の好きな小物ジャンルの中に「貝殻アート」つうのがあります。
その名の通り、貝殻をあれこれ組み合わせて作る作品なんですが、
これがなかなかヤバイんです。
はい、まず一押しはこれ!
フィリピンの礼拝堂のお土産所にてゲットしました。
一目でなんじゃこりゃーーーとぞっこん一目ぼれしました。
貝殻アートは手作業で作るものなので、どれも一点ものというのが大きな魅力。
たとえば、上の子の紐の持ち方。
左手の下から右手の上に、互い違いにぐる~っと巡ってます。互い違い持ち。
購入した売店では、これとまったく同じ人形がいくつかあり、中には
この紐が両手の上部をまっすぐ通っている 普通持ち タイプもありました。
でも、この 互い違い持ち がいいんですね。
紐が 普通持ち だと、 ただ首紐をペットにつけてる感じですが、
互い違い持ち されているだけで、こんなシンプルな貝殻作品だというのに
どこか無理やり縛り上げているかのような勢いというか、
まるで家畜を扱うかのような上下関係が2匹間に生まれますな。
そう、この作品の特筆すべきポイントは、そこなのです。
この2匹の主従関係の浮き彫りようなんですねー。
下の子の、このは白痴っぷりときたらどうでしょうか。
なんで自分が上にのっかられているのか、紐で首を縛られているのか
まるで分かってないという。そしてもちろん言語は介さない。
一方、上の子。 いかにも冷酷そう。この子は喋れますね。
「ドウダ、コレデモカ!早ク 走レ!」みたいな。頭よくはなさそうだが、悪知恵は働く。
頭に傘?帽子?のせてますが、衣類一つを身につけるだけで、大分印象が違うわ。
文化レベルが上がって、ここでのヒエラルキーにおいて一段階上の位へ。
どちらも、貝殻&動眼という同じ素材でもって作られた顔だというのに、
それぞれのキャラがちゃんと生きてていいんだよね。他にも貝殻アートを
いくつか所持してますが、これほど動きが感じられる作品はそうはない。
愛しくてたまらない2匹です。 ああ、一発目から大物を紹介してしまった!
こういう、どこか気持ち悪いやつがすき。
いわゆるキモ可愛いってやつでしょうか。わりと郷土土産の売店とかに
ちょくちょくいるんだよねーどこか変な子が。つい手を出してしまうわ。
てか、この子たちが礼拝堂で販売されている意味が全く分からないっていう。笑
ロザリオとか聖歌隊のCDと並べて売られていました。
・・・ということで、少しずつ紹介していきたいと思います。お楽しみに。