どーも、寺本です。
横浜アリーナのザ・フーのライヴに行ってきました!!
念願のナマ・ザ・フー。
オリジナルメンバーのピートとロジャーは還暦を迎えているわけだし、実際に観るまでは、声はちゃんと出るのか、手首カチコチでギターソロ弾けないんじゃないか、とちょっと不安でした。
が!二人はバリッッッバリの現役でした!心配してごめん!恐れ入りました。かっこよかったー。
僕にとってギタリストのピート・タウンゼントは、先生であり、アイドルなのです。
腕をグルングルン回すピート。大股でギターを弾くピート。うつむき加減でコーラスするピート。裏声のコーラスは実弟のギタリストのサイモンにまかせるピート。MCでロジャーのフリを軽くかわすピート。割とよくピックを落とすピート。手をキツネの顔にするピート。「Baba O'Riley 」でギターを鳴らした瞬間のピート。
なにより、ただのエンターテインメント・ショーではなく、ライヴにしっかりと主張があったこと。それがなんだか嬉しかったし、安心しました。
ザ・フーみたいなバンド、どこにもいない!
歌詞コーナーに新曲「恋のちょうちょ」アップしました。
この「うたぽすと」を始めた当初、私は『恋愛の歌なんて書きません』と
友人知人に公言していたのですが、どーしたもんだかできちゃいました。ワーイ!
次回12月4日のライブでは、未発表「ワイパージェントル」の披露宴をするので
「恋のちょうちょ」を飛ばすのは1月23日のライブになりそうです。
三木鶏郎先生の『トリロー・ソングス』…
昭和前期から平成前期まで活躍していた先生は、
戦後の日本で初めてコマーシャルソングを作り(キリン♪レモン♪など)
ディズニーアニメの初の日本語版音楽監督を務めたお方です。
モダンでお洒落で底抜けに明るい楽曲たちで、戦後の憂鬱な気分を
吹き飛ばし社会に一大旋風を巻き起こしたパイオニア!
かっこいい。
♪ぼくはサラリーマン 会社のホープだよ
とかなんとかおだてられて 終いにゃクビよ~♪ トリロー先生がサラリーマンの悲哀をノンキな感じに歌っててよいわ。
サビに行く前に入る「ああ~♪」って声がやたら楽しそうでキュン! 「月よ照らすな 顔見るな」とか、なにげに泣ける〆部分の歌詞…
どーも、椎名です。
寺本くんが「ディスカバー・アメリカ」をシリーズ化しそうな予感のする中、
わたくし椎名は同時進行でジャンル問わず好きなものを紹介してまいりますが、まあお気になさらずということで。
さてさて、ポール・アンカについて。
オールディーズがもっと知りたい!聞きたい!と思い始めた頃、手当たり次第コンピレーションLPをコレクトして聴いてたら、とある1枚の1曲目が「Diana」だった。
ちょっと擦れたハスキーボイス、ムンムンの色気とギラギラした何かを振りまく立体的な表現力、ねっとりと絡みつくような発音…初聴きした時、本当に胸がドキドキしてきてナンジャコリャーと戸惑いました!で、そのブックレットについていたポール・アンカの写真が大変に美しく! まず声に惚れ、顔に2度惚れ。 ほら、これ…!な、なんて素敵! ちなみに他のジャケットやポスターなど、わたくしのチェケラした中では間違いなくこれが一番セクシーなポール・アンカです(笑)。 レストラン経営者の家に生まれた彼は、人気シンガーのショーを見て育ち、幼い頃からショービジネスを志したんですって。12歳でステージに立ち、ボビー・ソクサーズなるグループで一旦レコードをリリースするも3000枚ほどしか(しか?)売れず、”曲が僕の魅力を生かせてないんだ”と自作した「Diana」を携え自費で渡ったNYにてデビューを結び、見事ビルボードチャート1位を獲得したのが16歳。その後も立て続けにヒットを飛ばし、トップアイドルに。 そんな野心めいている彼の経歴を知ってさらにダメ押し3度惚れ。なるほどあのギラギラした「何か」は、彼のあふれんばかりの自信自負・野心野望なんかの、いざ突出せんとするパワーがそのまま歌声になっているのよ…!と一人でガッテン。 また、ぜひとも言及せずにいられないのが”アイドル”ポール・アンカのナルシシズム。 音でしか彼を知らなかった頃は、彼が自作自演する曲を聴いて、ただただキャッチーでいいなーと思ってたのだけど、動画を見て彼の印象が変わった。 派手なアクション・細かい仕草、目線の動きや微笑など、すべてがアイドルスターとして計算しつくされてるポール・アンカ。これ、本当に10代?!と驚愕するほどの超徹底ぶりに、彼の曲が持つポップな音楽性とはまた別に、アイドルスターならではのコッテリとしたナルシシズムを見てさらに好きになりました。及川光博・松田聖子など、微に入り・細に入り「スターたらん」としているアイドルの抜け目のない動きってものにはすごい引力で惹きつけられます…自分が自分をとことん愛してるからこそ形にできる魔法。何でも検索すれば動画が見られるYoutubeの存在に感謝だけども、つくづくあの時代に動き・踊る彼をリアルタイムで見たかったなー! というわけで。ポール・アンカでした!どーも、寺本です。
ディスカヴァー・アメリカその1。
Ry Cooder "My Name Is Buddy" (2007)
このアルバムはディスカヴァー・アメリカにもってこいの1枚。
赤い猫「バディ」が、ネズミやカエルと一緒にアメリカ再発見の旅をするというストーリー仕立で、1曲ごとに短いストーリーと挿絵がついた絵本になっています。
20世紀初頭のアメリカの、労働者の戦い、公民権運動、宗教、人種差別問題などが描かれているんですが、そんな重く深いテーマを、動物を主人公にして絵本にしちゃうなんて、なんてオシャレなんだ!
猫なのがまたいいところ。
そしてアメリカン・ルーツ・ミュージックをベースとした音は軽やかで温かい。職人技です。
ライ・クーダーさん、とても勉強になりました。ありがとう。
先日、三渓園にて。(本文関係なし)
My Spaceにある音源の内容を更新しました。
『Party Light』
『ゆめみくんが来たら(新曲DEMO)』
『Goodbye Felloiws(Live音源)』
以上、3つのラインナップでお届けしてます。Listen to the Band!